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2021.1.9

日本で暮らす外国人インタビュー①

あけましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、新春を健やかな気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

旧年中は格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
2021年も、より一層のご支援を賜りますよう、社員一同心よりお願い申し上げます。

 


小寒を過ぎ、寒さが厳しくなってきました。

加えてはコロナが更に猛威を奮っている今日この頃、

そして年明け早々、緊急事態宣言の発令によりこれまで以上に日本は不安と不穏の融合という事態になってしまいました。

当然、外国人材事業に関してどうモチベーションを高く維持して日々取り組むか、

生きることは試練の連続であると実感します。

 

さて、当サイトの企画にありました「日本で暮らす外国人の方、外国人材関係者インタビュー」。

 

記念すべき第1回は、まずは身近なハルキャリのベトナム人スタッフのチュンさん。

スタッフといっても元々はご紹介により昨秋から本業とは別に当機関にお力添えしてくださっている方です。

ベトナム・サイゴンで10歳まで過ごし、そこから日本で暮らすこと30年。

内容は私とチュンさんとでお話したままそのままを赤裸々に載せています。

(スタッフ間の内部の話が多いですがお付き合いくださいませ。)

 


 

私(以下、と)「お疲れ様です、ではでは・・・・色々お聞かせ頂きたいのですが、改めて宜しくお願いします。」

 

チュンさん(以下、チ)「え、なになに なに話すの??」

 

と「そんな構えなくて大丈夫です笑 私からの質問にお答えして普通に話していってくれれば・・・」

 

チ「わかりました、全っ然わかんないけど笑」

 

と「笑 とりあえず、このハルキャリのお仕事をはじめたきっかけをお願いします!」

 

チ「きっかけ?きっかけは・・・・一番は、面白い。あとは、すっごい勉強になるんじゃないですか。いろんな情報入って、いろんな人と話して。」

 

と「うーん、本当にそうですね。」

 

チ「いろんな人と話すこと・・・俺、人間関係、弱かったんですよ。というか、苦手です」

 

と「そうだったんですか?」

 

チ「そう、一番初めに石井さん(チュンさんの紹介者)と2人で話をするって予定で、そしたら急にともみさんも一緒に話に来るってなって・・・ヤバいな、って笑

ただ、一回いったところとか一回会った人なら大丈夫になって。人見知りですね」

 

と「よくわかります、社交的に思われますけど私も元々すごい人見知りなんです。

じゃあ今回このハルキャリの活動に関わろうと思ったきっかけっていうのは、そういう自分の弱点を克服する為に?」

 

チ「そうなんです、やっぱり日本にこれだけ長くいても、外国人っていう見られ方が必ずあって。

自分も自分で“俺は外国人だから”、っていう気持ちもずっと持ってる。そういうのを無く、自然な気持ちで人と接したい、関わりたい、って思ってました。」

 

と「うんうんうん、なるほど。ただ興味があったというよりはこれを通じて自分を変えてみようと。

自分の可能性、出来ることの幅を増やす、そういうチャレンジ精神ですね」

 

チ「そうそうそう。それはあります。営業であっちこっち行ったり、人と話したりすることが多くなって来た事と、ビザの事とか特定技能の事、すごい勉強になるじゃないでですか。」

 

と「そうですね、勉強量はだいぶボリュームありますね。覚えなきゃいけないことはいっぱいあります。」

 

チ「いっぱいですね、ほんと、いっぱい。これ・・・やり出してから、俺、覚え切れないかも、ヤバいな大丈夫かな?って思いましたもん笑」

 

と「そうですねぇ・・・笑 まあ、職種によっても色々受け入れ条件とか変わって来ますしね。

14職種ごとの受入スキームもある程度先に頭に入れておいて、聞かれた時にスムーズに答えられる自分を作っておかなければならないと思います。・・・というのはプレッシャーになると思いますが・・・」

 

チ「いや、そう、そうじゃなきゃいけないんですよ。けど、ヤバい笑

これをこのままやっていて大丈夫なのかな?って。思ってたより結果が出しづらいな、って。」

 

と「そうですね。けど焦って結果を出す事より、人様の生活、大きく言えば人生を左右する事ですから責任重大ですね。利益先行で全てを運ばせたらいけない、と思ってます。」

 

チ「そうですよ、焦ったらダメですよ。わかってるんだけど、どうしても難しい。コロナもあって、日本人も辞めさせられたり、色々不安定じゃないですか。その中でどうやって外国人を雇うことを定着させていくか、それも難しい。ヘタにやって、信用失うのも怖い。どのビジネスもそうですけど、この仕事は特にそう思って。」

 

と「仰る通りです。信用問題は大きいですね。かといって、何も動かないわけにはいかない。

動かさなければ何も変わらないですから、そのあたりハルキャリに関わるみんなが同じ想いだと思っています。私も含めて皆それぞれ別で他の事業を経営しながらの活動なので、それぞれがどこまでできるか、バランスと熱量がかなり重要で。」

 

チ「そう、やるからには結果は当然出したい、あとは自然に、困っている人を助けたい。人いない会社だったり、日本でもっと働きたい外国人、いっぱいいるんですよ、実際は。

けどまず特定技能のことを覚えるのに、頭がついていかなくてパンクするっていう壁があって、結果出せるまで全然いってないけど・・・

まず、営業、人と話すって事で自信つけて行こうと思ってる。館山さん(社長)ともまだあんまり話したことないから、どう思っているかわからないけど・・・いいのかな」

 

と「なるほど。そうですね、私が思う限り、館山さんのスタンスは、どちらかというと心で、熱意で動こう、という。継続していくことが大事、じわじわ、ゆっくり、じわじわ・・・ってお話しされていました。

結果はもちろん求めてはいるはずです、発足人ですから。でも社長自身も営業活動していますから、この営業の大変さも理解してくださっていますし、話さずともチュンさんのその熱意は伝わっていると思いますよ。」

 

チ「そうですか、ならありがたいですね。どんどん出ないとダメだなって、本当に思う。もうこうして始めちゃったから、逃げ出せないし笑」

 

と「逃げないで下さい笑」

 

チ「俺、外人で、特定技能のことの法律とか文章読むとか人に説明するとか、すっごい苦労してて。小学校の時も、国語の作文とかほんと苦手で。めっちゃ苦手」

 

と「そんなに笑 ここで、勉強のやり直しになっているわけですね」

 

チ「そうそうそうそう、でも、それもがんばろうって思う。やり出しちゃったから。」

 

と「ハンデがあるかもしれませんが、がんばりましょう。これも何かのご縁ですし」

 

チ「そうですね、今特定技能で2人紹介決まって手続中なんですよね。でも、遅れてる、って」

 

と「そうなんです、建設業の申請は複雑で。入国申請前に、国交省の許可が必要なので、集める書類も多いし事前に加入しなきゃならない団体もあったりで。その加入申請待ちでかなり時間かかってます・・・」

 

チ「建設業、人足りないのになんでですかね。困っている業種に、さらにハードルあげてるような・・・

色々初めてですし、流れまだ読めないし、っていうのもあるから、こなしていくしかなさそうですね」

 

と「そうですね。とにかく、出来ることから順番にやってキャリア重ねていくようにしないと」

 

チ「そういう心がけは大事ですね、日本もベトナムも世界共通でそれは一緒です」

 

と「ありがとうございます。そろそろ本題に。まずチュンさんが感じる、日本とベトナムの大きな違いってなんですか?ベトナムで生まれて10歳まで向こうにいて、それから30年日本で暮らしながらもベトナムとずっと交流し続けてきた中で。」

 

チ「そうだなぁ・・・」

 

と「あ、ちなみにベトナムのどちらですか?」

 

チ「俺はサイゴンなんですよ。」

 

と「サイゴンは、日本でいう・・・大阪みたいな感じですか?」

 

チ「いや、東京だよ笑」

 

と「!!!  すいません、私ハノイが東京だと思ってました・・・」

 

チ「ハノイって言ったら、北海道みたいな方なんですよ。サイゴンは首都。日本と国の形似てるんですよ。」

 

と「そうだったんですね・・・ハノイってよく聞くから、てっきりハノイが首都かと・・・

しまった、ベトナムの関係者に怒られちゃうな。。」

 

チ「ハノイが一番権利持ってるんですよ。一番強い。大統領がハノイの人じゃないかな?確か」

 

と「菅総理が就任してすぐベトナム行ったじゃないですか、その時もハノイだったから」

 

チ「そう、だからベトナムの送り出し機関も申請とか出すのハノイなんですよ。」

 

と「そうだったんですね。首都はサイゴンだけど政治的決定権を持っているから色々ハノイに集中するんですね」

 

チ「そう。サイゴンの人からするとハノイの人はまた違った感じ。」

 

と「なるほど、それこそ日本でいう東京の人と、なんでやねんの大阪の人とで全然違うっていう。

そういう違い・・・ベトナムも方言とか訛りもあるんですか?」

 

チ「あるある、全然あるよ。だから俺、聞き取れないこともあるもん。言葉もそうだし、地方によっては生活力も、係るお金も違うから。日本と同じで。場所によって集まる人も違ったり。

特定技能の人で、日本でも給料の手取りが安くても仕送りしてもやっていける地方と、そうじゃない地方の差は結構激しいかもなぁ。」

 

と「うーん、なるほど。」

 

チ「生まれた地域で結構人柄がわかるかも。今の2人(受入予定の2名)は大丈夫。すごくお金のかかる地域じゃないから、仕送りしても日本で経済的にもちゃんとやっていけると思いますよ。」

 

と「それは安心です。今まで日本はベトナムからは技能実習生でずっとお世話になっていて。でも、日本の、技能実習生の扱いがひどいという話ばかりじゃないですか。

劣悪な環境で、低賃金で。“使ってやってる”なんて高圧的な経営者がいたり。そりゃ、逃げ出したくなるよなっていう話が多くて。

なので、今のベトナムの方から見た日本の印象って、実際どうなんだろうなぁって気になるんです。

昔と今でもだいぶ変わっているのかな、っていうのも気になります。」

 

チ「あ〜・・・最近、最近は、詳しくはわからないけど、知り合いの実習生たちは、日本に騙されてる、って。そう話してるのは確か。でも昔はベトナムの送り出し機関も一緒になって実習生からお金取ったりしてたし。今はそれやったら逮捕されるからかなり安全だと思う。」

 

と「そうですよね、ブローカー問題。送り出し機関も絡まっている問題。」

 

チ「そう、それが本当に多かったんですよ。だから、うちらがこれからやる場合は、送り出し機関ともちろん契約書をしっかり交わして、直接話をして、安全を固めておくことですよね。」

 

と「そうですね。日本で働けば稼げるぞっていうのを口実に実習生を集めては、ブローカーや団体が不必要なお金を実習生から徴収したり、いざ勤め出した会社では低賃金で奴隷のような扱いを受けていたり。

あまりにもひどい話が多いですよね。ニュースでもよく取り上げられていて。」

 

チ「日本だと、埼玉とか群馬とか、そっちが多いよね。あと福岡?実習生が働く会社が多く集まっているんだろうけど、そういう事件が多いから、だから、ベトナムでもそのあたりの会社には、行きたがらない。」

 

と「なるほど。技能実習生を雇用している会社の全部が全部そういう会社じゃない、むしろひどいのは一部だと思うんです。ですが、これだけ悪いニュースが頻繁ですと・・・」

 

チ「そうですね、イメージ悪くなる。」

 

と「日本で犯罪を犯す技能実習生は、やはり生活に困っているからやってしまうんだって、聞いています。実際逮捕された実習生のお給料が、3万円だったっていう事件もありましたし」

 

チ「あったね、見た。ひどい話」

 

と「どうして3万円の給料で、それで許されていたんでしょうか。技能実習生の面倒を見るはずの日本の監理団体は、お給料が3万の実態を何ら把握していなかったんでしょうか。何もしてなかったんでしょうか、と・・・

特定技能に比べて、監理団体とか組合とか、いろんな団体が絡んでいるのに、誰も何も守ってあげれなかったんですかね・・・」

 

チ「管理してなかったんじゃないですかね。給料3万も、もしかしたら知ってたかもしれない。けど、ほったらかしてたとか。」

 

と「定期面談したり、そういうことを全然していなかったみたいですもんね。」

 

チ「そう、やってなかったって。犯罪はやってはいけない、これは当たり前だけど、申し訳ないけど、その原因は実習生を雇ってる日本の会社が作ってることは言えますね。」

 

と「背景を知らずに、ニュースでベトナム人実習生が逮捕されているのばかり見せられると、ベトナム人が悪い人間の集まりみたいに思われてしまいかねない。日本人だって悪い人間いっぱいいますからね」

 

チ「そう!本当にそうですよ、どこの国にも悪い奴いっぱいいる。

実際日本に来る実習生の子、いっぱいお金払って来てるんですよ。30万40万円とか。そのお金を借金してまで送り出し機関に払って来てて、それなのに、どうしてこうなるんだろうって、悲しいと思う。」

 

と「心が痛いです。何とか、もうこの悪循環から抜け出さないと。先進国の日本が恥ずべき行為だと思います。

言っても日本は恵まれていると言われますけど、生活の格差というか・・・ベトナムだと、日本円で1ヶ月いくら位で生活できるんですか?」

 

チ「そうだな、家族3人として、大体3、4万円くらい。今はちょっと多めに考えて5万円かな。家賃とか光熱費とかも全部入れてね」

 

と「そうすると、日本実習生の子たちはベトナムで月給の何倍ものお金を払ってこっちに来ているわけですよね。とんでもない金額ですよね。」

 

チ「そう、だから、そんな大金をもらえる送り出し機関とかブローカーが悪いこと考える。中抜きしたり」

 

と「ほんとになんか・・・もう。特定技能はそういう保証金は一切払ったらいけない制度ですが、技能実習生はその保証金を払うのがあるわけですよね?日本で働きたかったら、いくら払いなさいよ、と。

特定技能の保証金無しというのが当たり前に普及してくれば、技能実習でも適用されるようになれば・・・」

 

チ「その保証金が、実習生だけでしょ?特定は、無い」

 

と「無い。無いです」

 

チ「最初、実習生の監理団体を作るかって話が上がった時、組合がどうこうって、難しくて、で、この特定技能になったんですよね」

 

と「そうですね、あ、その時チュンさんもご存知でしたか」

 

チ「知ってました。でも、監理団体作って、技能実習生の受け入れをやるってなってたら・・・」

 

と「とてもじゃないけど、出来なかったかもしれないですね」

 

チ「うん、できない。需要はあっても、回らなかったと思う。正直、こういう人材をやることって簡単じゃないから、甘かったと思う。」

 

と「そうですね、甘かった部分はありますね。準備期間と実務が完全に同時進行していたような。」

 

チ「だから俺自身も甘かったと思う。関わってみてから、あ〜こんな大変なんだ、って。難しいし、キッツイなぁって笑」

 

と「そうだったんですね笑」

 

チ「きつくないですか?笑」

 

ち「うーん、何でも最初は大変だろうなって思って。ずっと外国に興味があって、いずれは関われることを望んでいましたから。昔、外国人がたくさん働く環境で仕事したこともありましたし。

興味の対象が欧米だったのでアジア圏の方はまだ馴染みがなかったんですが、こうして協同するお話しを頂いたことで私自身も色々勉強になっていますね。・・・実際、大変ですよ笑 時間のバランスが。」

 

チ「そうですよね。」

 

と「でも最初この特定技能の事業のお話しを聞いた時、館山さんの、“僕の周りで人が足りなくて困っている経営者がたくさんいる。そういう人たちを助けてあげたい”“ゆくゆくはそれが発展途上国の発展に貢献できればなぁ”っていうビジョンを聞いて。それに突き動かされたのが一番です。協力しよう、と。」

 

チ「なるほど、それは聞いてよかったです。」

 

と「やりがいしかないって感じです。きついと思ってやると、それこそ本当に辛くなってしまうので・・・

なので、これから日本にきて働く特定技能外国人に対しても、なるべく楽しい環境作りを、と。

日本に入国した後の私たちのメイン業務、支援の部分に私は重きを置いているんです。日本で楽しく、安心安全に仕事と生活できる支援内容をです。」

 

チ「それ大事。うちの月額管理費、安い方ですよね(2万円)」

 

と「あまりに安すぎず、高すぎずのラインですね。」

 

チ「お客様目線で考えたらありがたいと思います。一番大変なのは・・・営業。いや、管理か」

 

と「はい、どちらも笑」

 

チ「あと3人位は最低受け入れをして、5人管理。10人になればだいぶ慣れてきて良いと思うんだけど、

そうしたらもうちょっとスタッフいないと・・・ともみさんだけじゃ、大変ですよ」

 

と「そうですね・・・他の仕事もあるので、管理と支援が甘く緩くなってしまうと思います、私だけでは。でも、やるだけやってみます。」

 

チ「すっごい頑張ってると思いますよ、見てて。」

 

と「ありがとうございます。」

 

チ「俺は上の人に言える立場じゃないからアレだけど、5人受け入れがなった時は大変と思うよ」

 

と「そう、5人管理となった時に、一旦そこで運営の再構築はしようと考えています。5人でどんな感じか、どれほど手一杯になっちゃうのか。

仕事の一環の、SNSの更新も結構大事で。HPとブログと、Twitter、Facebook、要望通りに作ったら今だけで4つありまして。」

 

チ「そっか。」

 

と「私がそれにあまりに時間取られちゃうと、他の重要なところができなくなってしまって。元々の経営してる会社のも更新作業2つあって、今でさえ管理と更新地獄ですね笑」

 

チ「うわぁ、キツっ。そういう部分を任せられるスタッフをいずれ増やせるといいですね。ともみさん、お客様のところに行って説明したり営業もしないとでしょ?」

 

と「そうですね」

 

チ「うちらでもスタッフ雇えるような状態になれば、仕事ない人、助けられるし」

 

と「そうですね。自社での雇用促進は目指すべきです。その余裕を生み出せるまでは今の私たちで食いしばらないとならない。簡単なことではないですから・・・」

 

チ「それも目標ですね。」

 

と「はい、このままでは終わらせないぞ、という。外国人スタッフさんが欲しいですね」

 

チ「そうですね、日本にいて、気軽に相談できる人がいるって、会社も外国人も安心ですよ。」

 

と「支援の一つにある日本の文化交流にも何か良いアイデアが生み出せそうですし。

ちなみに、ベトナムで、日本で人気のある場所はどこですか??スカイツリーとか富士山とか、場所、もの、何が人気あるんでしょう?文化なのか、食べ物なのか・・・」

 

チ「寿司じゃないですかね」

 

と「あ、やっぱり寿司ですか!あれ?ベトナムの方って生魚食べます?」

 

チ「うん、ベトナムでも日本の寿司屋作ってるらしいんですよ。でも、美味しくないって笑」

 

と「それはかわいそう笑 じゃあ、日本にきた特定技能の方に、美味しいお寿司食べさせたいですね」

 

チ「ね、あと、あとはね、どこが好きって言ったら、富士山ですね。富士山とか、あと、京都。

京都は人気ある。ベトナムは仏教が多いからかもしれないけど。仏教とキリスト教。

仏教が多いから、やっぱりお寺とか神社とか好きだから、京都に行ってみたいって。」

 

と「なるほど。」

 

チ「あと、これから俺もいく機会ある、増えると思うんだけど、ベトナムのお寺が愛川と東京にあるんですよ。

そこで会った実習生とかと話して、特定技能のこと説明したりそれから名刺渡したりしていて。

それをきっかけに、会社のパンフレットも渡したり。きっかけ作りから大事だなって思う。」

 

と「うーん、そうですね。まずは会って話すきっかけを作る、その行動力が大事ですね。」

 

チ「そうですよ、本当に。今はまだどういう方法でどうやったらいいか、自分で探りながら考えて行ってる。」

 

と「そうですね、完全ゼロからのスタートですからね。

同業の横の繋がりも作りつつ、私たちで色々開拓していかなければならない。うーん。

でも、こうしなさい、ああしなさいって縛るものがないので、やればやっただけ何かしら身になるかと思います。」

 

チ「そう、だから今はきついかもしれないけど、いずれは軌道に乗って、日本としても、うちらとしても外国人がスムーズに受け入れできるようになる。コロナがすごいからすぐのすぐ落ち着くかって言ったら多分無理だけど・・・でも、広めて行きたいですね。

人間関係苦手だった俺が、ハルキャリの活動を始めてからスーパーとかで会った外国人に自分から声かけれるようになりましたもん。」

 

と「そうなんですか!チュンさんまだ1ヶ月そこそこですよね、すでに何か変化が」

 

チ「全然、平気になりましたよ。なんかおかしくなっちゃってるんかな?笑」

 

と「いやいや笑 その働きは、自分にとってプラスになってますか?」

 

チ「なってる、すっごいなってますよ。」

 

と「良かったです。」

 

チ「だから、これからもっと細かいところを勉強して、自信つけて、がんばりたいなって思ってます。

まだ色々聞いたりすると思いますけど」

 

と「全然大丈夫です、言っても私もまだまだです。コロナの影響がどれだけ受けるかわからないですが、今後も頑張って活動していきましょう。」

 

チ「そうですね、がんばりましょう。」

 

と「フォー、美味しいですよね」

 

チ「好きですか?フォーなら作りますよ」

 

と「お願いします!!!」

 


インタビュー日:2020年12月15日

 

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